研究課題
基盤研究(B)
我が国を含む先進諸国では近年、晩婚化とそれに伴う出生時の親年齢の上昇が顕著である。またこれに伴い、自然妊娠の困難な例が増加し、生殖医療(ART)による妊娠が増加、現在では出生児の50人に1人に達している。これらの急速な変化は、親年齢の上昇そのものも含め、いずれもヒトの発生初期の環境、または後成修飾を含むゲノムの変化を通じて、その後の行動発達などに理論的には影響しえるものである。しかしその検証は、社会変化とART需要の急速な増加に十分追いついてはいない。本研究は、コホート調査、カルテ調査などの方法を通じて、これらの課題の検討と健康教育への寄与を目指して実施したものである。
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Research in Autism Spectrum Disorders
巻: (in press)
http://www.p.u-tokyo.ac.jp/~kenkou/