研究課題
基盤研究(B)
感情コントロール技能の向上を目指した運転者教育プログラムが試作され、78名のドライバーがこのプログラムの評価研究に参加した。参加者の意識と運転行動の変化を分析することにより、教育プログラムの効果が検証された。プログラムに参加した後、時間的な焦りや他者の不安全行動に対する怒りなど、参加者の感情的なストレス反応は低下することが示された。また、ストレス状況下におかれたときの自己効力感が向上するという意識変化が見出された。行動変化に関しては、自己の運転行動を振り返る教育を追加したグループにおいて、運転エラーが減少することが観察された。これらの意識変化と行動変化は、3週間後に実施された事後調査においても確認され、教育効果が持続していることが示された。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
交通科学
巻: Vol.42, No.2 ページ: 65-66
交通安全教育
巻: 第46巻,第4号 ページ: 6-14
IATSS Review
巻: Vol.36 ページ: 50-56
International Association of Traffic and Safety Sciences
巻: Vol.40, No.1 ページ: 60-68