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2011 年度 実績報告書

子どもの犯罪からの安全教育カリキュラム及びそれに基づくビデオ教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21300248
研究機関日本女子大学

研究代表者

清永 賢二  日本女子大学, 人間社会学部, 客員教員 (50277670)

研究分担者 小山 高正  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20143703)
田中 賢  日本福祉大学, 健康科学部, 准教授 (00387747)
キーワード安全推進 / 安全教育 / カリキュラム / 安全教育教材 / 安全基礎体力 / 安全教育指導書 / 子どもの犯罪被害 / 子どもの犯罪被害
研究概要

1.子ども用教科書及び指導書の学習ノート及び効果測定テストの作成と効果の測定
平成21年度研究および平成23年度研究結果である、安全教育の教材「児童・生徒用学習ノート」「教師・保護者用学習ノート」似下「学習ノート」と呼ぶ)を学校現場(東京都文京区、新宿区、静岡県静岡市、愛知県春日井市、千葉県柏市、秋田県秋田市等の幼・小・中学校)にて実際に使用させ、本研究の一環として作成されている「効果測定調査票」を用いて教育効果の測定を行なった。この測定の結果、本研究で作成した学習ノートによる安全教育指導で子どもの年齢に関わらず児童生徒・先生保護者に高い学習効果が確認できた。
2.子ども及び教師用ビデオ教材等の作成
本研究においては、幼稚園・小学校低学年・高学年用及び中学校の発達段階に合わせ、また教師用ビデオの作成を行った。ビデオは、教育カリキュラムに沿いながら特に子どもの危機回避・克服行動に焦点を当てながら作成した。ビデオ構成は具体的には基本項目として(1)前を見て道路を歩く、(2)キッパリ断る、(3)いざというとき大声だそう、(4)走ってみよう、(5)横に動いて避けて走ろう、(6)ブザーのひもを引き抜こう、(7)ジタバタしてみよう、(8)噛みついてみよう、を中心に構成した。
これらのDVDを該当年齢段階の子ども及び先生・保護者に見せ、その効果を図ったところ、危機の回避や危機からの脱出行動等に、視聴した子ども・先生とそうでない者の間で非情に高い有意差が認められ、DVDの教育的効果のあることが実証された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [学会発表] 子どもにとっての不審者像の研究2011

    • 著者名/発表者名
      清永賢二・清永奈穂
    • 学会等名
      安全教育学会
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2011-09-17
  • [図書] 犯罪からの子どもの安全を科学する2012

    • 著者名/発表者名
      清永賢二(監修執筆)
    • 総ページ数
      230
    • 出版者
      ミネルヴア書房
  • [図書] よくわかる教育学原論(安全教育カリキュラムと指導)2012

    • 著者名/発表者名
      清永賢二・清永奈穂
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      ミネルヴア書房

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公開日: 2013-06-26  

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