研究課題/領域番号 |
21300255
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
河盛 隆造 順天堂大学, 医学部, 特任教授 (00116021)
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研究分担者 |
田村 好史 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80420834)
綿田 裕孝 順天堂大学, 医学部, 准教授 (60343480)
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キーワード | 骨格筋細胞内脂質 / インスリン抵抗性 / 身体活動 / アディポネクチン |
研究概要 |
目的:健常者に対する3日間の高脂肪食が骨格筋細胞内脂質(IMCL)とインスリン感受性(GIR)に与える影響について遺伝子発現レベルで調べることによって、骨格筋での脂肪負荷感受性の規定因子について明らかにすること。 方法:被検者は健常男性9名とし、それぞれ3日間高脂肪食負荷前後に大腿外側広筋より筋生検を行った。GeneChip(R)Human Genome U133 P1us2. O Array(Affymetrix)を用い、解析ソフトはGene Spring GX(Agi1ent),IPAへTMを使用した。GIRが低下し、IMCLが増加した群(脂肪負荷感受性低下群)とGIR、IMCL共に変化しなかった群(脂肪負荷感受性無変化群)に分け解析を行った。 結果:脂肪負荷感受性低下群において、高脂肪食負荷前後で多くの遺伝子の変動が認められたが、それと比較して無変化群では遺伝子の変動が少なかった。脂肪負荷感受性低下群のメタボリックパスウェイにおける高脂肪食負荷前後の遺伝子変動は無変化群に比して大きく、lipid metabolism entrance pathwayにおいても有意差を示した。また、脂肪負荷感受性低下群では高脂肪食負荷後に脂質の取り込みβ・酸化に関する遺伝子の発現が上昇していた。
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