研究分担者 |
藤井 雄作 群馬大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80357904)
太田 直哉 群馬大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10270860)
上田 浩 群馬大学, 総合情報メディアセンター, 准教授 (30375159)
吉浦 紀晃 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00302969)
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研究概要 |
プライバシー保護機能付e自警システムの開発・改良,検証実験,啓発・普及活動を行うことを目的として,新デバイスの開発,社会実験を通じた地域への啓発・普及活動,新技術の開発,適用バリエーションの拡大を検討した. 新デバイスの開発,各種バリエーションの開発として,プライバシー保護機能を付加した夜間監視可能な赤外線投光型防犯カメラシステムを開発した. 社会実験を通じた地域への啓発・普及活動として,上記開発した赤外線投光型防犯カメラシステムを桐生市立相生中学校に導入し,社会実験を実施した.また,昨年度に導入したAll-in-One型デバイス「e自警カメラ」の外部検証実験地区である桐生市立東小学校学区において導入システムの性能及び安定性・耐久性を検証すると共に,地域住民を交えた討論会を実施した,また,桐生市立相生中学校,伊勢崎市駅前駐輪場及び桐生市立東小学校学区の外部サイトにおいてアンケート調査を実施し,プライバシー保護機能付き防犯カメラの導入効果を検証した.さらに,啓蒙・普及活動の推進のため,報道発表及びe自警ネットワーク研究会ホームページ上での公開を行うとともに,昨年度に引き続き2回目となる市民向けの防犯セミナーを2011年3月に桐生市民文化会館において開催した. また,新技術の開発として,Linux環境で安定動作が可能となる監視ソフトウェアを開発し,桐生市立青年の家に導入して動作試験を実施し,本ソフトウェアの安定性を確認した さらに,適用バリエーションの拡大として,配線工事が不要となるメモリ及びバッテリを内蔵したAll-in-One型防犯カメラシステム「e自警神出鬼没カメラ」を開発し,伊勢崎市内の果樹園に導入した.
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