研究課題/領域番号 |
21300279
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
等々力 英美 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60175479)
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研究分担者 |
大屋 祐輔 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30240964)
青木 一雄 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60201282)
高倉 実 琉球大学, 医学部, 教授 (70163186)
大角 玉樹 琉球大学, その他部局等, 教授 (80305177)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 無作為化割付比較試験 / 沖縄特産緑黄色野菜 / 食事介入試験 / 高血圧 / 塩分摂取 / クロスオーバーデザイン / 沖縄伝統型食事 / チャンプルースタディ |
研究概要 |
沖縄特産の緑黄色野菜を主体とした沖縄型食事による介入研究(チャンプルースタディ)の成果を基に、循環器・糖尿病リスクの低減を目的とした伝統的沖縄型食事による介入法の開発を行う。以下の内容を検討した。本研究の4年目の後期介入および補充研究および、4年目のデータ解析と論文化を行った。 補充研究の内容は、従来の介入後にソルセイブによる塩分味覚の検査を行い、塩分味覚と血圧の関係性を検討した。 1.介入方法:地域オープンランダム化割付比較試験。クロスオーバーデザインによる介入研究。2.対象: 沖縄県在住の40-69歳の日本人夫婦(ベースライン時:301名)を対象とした。割付は世帯単位で無作為化割付を行った。3.介入方法 食事情報介入群において研究者が対象者(介入群)に沖縄特有の野菜と料理を事前に説明し、介入期間中、介入群に1ヶ月間沖縄野菜を配布した。研究者が対象者(介入群)に沖縄野菜を主体とした料理レシピを配布し、レシピ中記載の料理を中心に1ヶ月間調理するように依頼した。 さらに、残りの11ヶ月間、健康情報を掲載したニュースレターを送付し、参加意識を持続させ摂取を継続させる介入を実施した。今回は、介入終了後(24ヶ月後)において食事歴・運動調査票、血圧・体重測定、社会疫学的調査、ソルセイブによる塩分味覚調査を行った。 非介入群においても同様な調査を行った。4.結果 味覚検査対象者は227名であった。塩分味覚が1.0%以上の異常割合は29.5%であった。塩分味覚が、0.6、0.8、1.0、1.2%以上のカテゴリーの60歳以上の女性対象者において収縮期血圧が、正の傾向性を有した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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