研究課題
基盤研究(B)
本研究の成果として、私たちが提案する授業は、学びを創る責任を子どもに委ねるものである。それは、子どもが対話を通して数学を再発明するという教材観を要請する。この教材観を採用することにより、新たな数学の教材開発が迫られることになった。コミュニケ-ションの創発過程という視点は、従来の授業過程に埋もれていた数学特有のメカニズムを掘り起こし、創発という認知過程を数学の学びの本質に迫る過程として価値づけた。コミュニケーションの創発過程を視座とすることにより、教材の新たな目標や内容、方法が顕在化され、創発という視点から教材を再構成することの必要性と重要性が聾学校や健聴学校での実証的研究により明らかにされた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件) 図書 (4件)
ろう教育科学会学会誌『ろう教育科学』
巻: 54(2) ページ: 63-81
科学教育研究
巻: 34(2) ページ: 71-85
A New Dimension for Thai Mathematics Classrooms based on Japanese Innovation
ページ: 64-71