研究課題/領域番号 |
21300297
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研究機関 | 金沢工業高等専門学校 |
研究代表者 |
山田 弘文 金沢工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (20280381)
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研究分担者 |
南出 章幸 金沢工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (20259849)
竹俣 一也 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (50167491)
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キーワード | 国際交流 / 遠隔操作ロボット / コミュニケーション能力 / 工学教育 |
研究概要 |
グローバル化の進む21世紀において国際的に活躍できる技術者を育成するには、専門知識に加えて、外国人とのプロジェクトを円滑に推進するためのコミュニケーション能力が必要である。そこで、本研究では、学生がWeb上の共同実験施設を外国人とチームを組んで利用し、プロジェクト活動を推進する国際交流型の工学教育を実践できる教育ネットワークを構築することを目的とする。 今年度は、Webブラウザでコントロールできる遠隔操作ロボットをLego Mindstormsを用いて試作し、これを使った国際交流を検討した。ロボットには2輪のみで倒立する2輪倒立振り子型ロボットと3輪ロボットの2つをを試作した。さらにロボット競技用のフィールドを試作し、Webカメラの設置場所および設置方法を検討した。また遠隔操作するロボットの目となるRebカメラの選定および取り付け方を検討した。 試作したロボットの国際交流利用を考えるために、これらのロボットを台北日本人学校、シンガポール日本人会およびオーストラリアBrisbane School of Distance Education Australiaに持ち込み、打合せをおこなった結果、試作した2輪倒立ロボットには子ども達(小学生)は強い関心を示すが、その不安定さ故に遠隔操作による競技は難しいとの結論に達した。従って、2輪倒立ロボットでロボットに対する子どもたちの興味・関心を引き出した後、遠隔操作による交流は3輪ロボットを使用することにした。
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