研究課題/領域番号 |
21300317
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
青木 久美子 放送大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90392290)
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研究分担者 |
篠原 正典 佛教大学, 教育学部, 教授 (60392289)
仲林 清 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20462765)
辻 靖彦 放送大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10392292)
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キーワード | 授業設計 / ラーニングデザイン / 学習目標 / 構成主義 / 学習者中心主義 / ティーチングポートフォリオ / FD / 学習活動シーケンス |
研究概要 |
本研究では、大学において学習者が学習に主体的に取り組む学習・教育形態を支援するために、教員が、構成主義や学習者中心主義に基づいた学習デザインの授業を設計し、その学習デザインの共有化および再利用を促進するツールを開発することを目的とした。平成21・22年度の研究、すなわち、既存のツール(学習デザイン共有化ツールとティーチングポートフォリオツール)のレビューと構成主義的授業の実践事例の研究、及び、ラーニングデザインに関する海外での最新研究動向に基づき、平成23年度に作成したツール開発のための仕様の再検討を行い、授業デザイン設計ツール、その名も、LOLA (Learning Objectives/Learning Activities) ツール、を完成した。このツールは、Bloomのタクソノミーに基づいた学習目標を設定し、多様な授業活動(講義、資料提示、情報検索・収集、グループディスカッション、ブレインストーミング、実験、演習、プレゼンテーション、レポート提出、相互評価、小テスト)のシーケンスを盛り込んだ授業の設計を支援すると同時に、こういった授業活動シーケンスを可視化することによって、授業のエビデンスを残す(eポートフォリオ的な役割)。また、授業活動の可視化によって、教員の授業実践の振り返り(リフレクション)を促し、他の教員との授業設計(ラーニングデザイン)共有を可能とするものである。他の教員との授業設計の共有は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)であるFacebookを通して行えるようにするものであり、教員のFDに繋がるものである。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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