研究課題
試験問題の属性には・素材文、あるいは選択肢の難読性に関するもの・出題形式に関するもの(質間形式、選択肢数など)・素材文のジャンル(現代文(評論・小説)/古文/漢文、会話文/説明文などの別)に関するものがあり、これらの属性による難易度予測と、試験情報データベースとのシームレスな統合を実現するために、システムの開発やデータベースの整備を図る。またこれらの属性は、人間が判断するものでなく、可能な限り、最新の自然言語処理技術を用いて自動的に取得する。今年度は以下を実施した。1)試験問題の言語処理上の属性情報の抽出;試験問題の属性情報の項目の洗い出しを行い、それで過不足がないかの検討を行なった。2)現在の試験問題情報データベースとの統合システムを試作した。3)マシン環境の整備;LAN上でWebブラウザによって統計情報を容易に検索できるように、今回、獲得された試験問題属性に関する統計量を記述したHTMLファイルをサーバに置いた。4)XML化に向けた関連調査;格納データのXML化についても検討を加えた。次ページ以降に記載の通り、数多くの研究成果を挙げた。これら一連の成果が認められ、石岡が3年連続でMarquis Who's Who in the World(今年度は2010年版)に掲載された。
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IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences Vol.E-92-A, No.7
ページ: 1608-1614
電子情報通信学会誌 92(12)
ページ: 1036-1040
大学入試研究ジャーナル 20
ページ: 145-150
http://www.rd.dnc.ac.jp/~tunenori/