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2010 年度 実績報告書

近世日本科学史史料の再評価に向けた総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 21300322
研究機関電気通信大学

研究代表者

佐藤 賢一  電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (90323873)

キーワード科学史 / 技術史 / 日本文化史
研究概要

本年度は研究開始2年度目として。初年度に引き続き、基本的な資料の情報収集を主として実践した。『科学史研究』、『史学雑誌』『歴史評論』などの学会誌から近世日本科学史に関する論考の情報を抽出し、データ・ベース化を実施している。(研究協力者の福田舞子、中澤聡の協力による。)また、各都道府県立図書館に所蔵される和算関係資料の公開情報を網羅的に探索した。次年度は、医学史・天文学史関係資料について同様の作業を実施する。
成果発表としては、近世日本科学史の史料に関する報告として、下記の口頭発表を実施した。順次論文として公刊していく予定である。
(1)佐藤賢一「和算家・横川玄悦に関する新出伝記史料について」、日本科学史学会年大会・総会(東京海洋大学)、2010年5月[和算家横川玄悦の出自について確定的な資料証拠を提示した。]/(2)佐藤賢一「DeSeCoプロジェクトとキー・コンピテンシーの概要について」、日本科学史学会年大会・総会(東京海洋大学)、2010年5月(シンポジウム)[近世日本科学史を含む、今後の科学史教育についての展望を開陳した。]/(3)佐藤賢一「オランダ流町見術の行方」、洋学史学会例会、2010年10月[江戸時代の測量術の伝来とその起源について、新知見に基づいて再構成を試みた。]

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 国立公文書館所蔵下総国元禄・天保国絵図調査報告(4)2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤賢一
    • 雑誌名

      東京大学史料編纂所附属 画像史料解析センター通信

      巻: 49 ページ: 14-17

  • [学会発表] オランダ流町見術の行方2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤賢一
    • 学会等名
      洋学史学会
    • 発表場所
      順天堂大学(東京)
    • 年月日
      2010-10-10
  • [学会発表] DeSeCoプロジェクトとキー・コンピテンシーの概要について2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤賢一
    • 学会等名
      日本科学史学会
    • 発表場所
      東京海洋大学(東京)
    • 年月日
      2010-05-30
  • [学会発表] 和算家・横川玄悦に関する新出伝記史料について2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤賢一
    • 学会等名
      日本科学史学会
    • 発表場所
      東京海洋大学(東京)
    • 年月日
      2010-05-29
  • [図書] 関流和算書大成 関算四伝書 第9, 10, 11巻2010

    • 著者名/発表者名
      東アジア数学史研究会(佐藤賢一, 他8名)
    • 総ページ数
      1831
    • 出版者
      勉誠出版株式会社

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公開日: 2012-07-19  

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