研究課題/領域番号 |
21300324
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
霜田 求 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (90243138)
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研究分担者 |
粟屋 剛 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (20151194)
樫 則章 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (40194766)
池田 光穂 大阪大学, コミュニケーションデザイン・センター, 教授 (40211718)
伏木 信次 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80150572)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 臨床医工学 / 脳神経科学 / 研究倫理 / 臨床コミュニケーション / サイエンスショップ / 臨床倫理 / ロボティクス / 遺伝学的検査 |
研究概要 |
1.研究/臨床のスタッフと被験者/患者との間のコミュニケーションの質の向上…2012年度の講義実施を通して、臨床医工学(とくに脳神経科学の医療応用)を中心とする先端医療技術の倫理的・社会的側面に即した教育実践を行い、多分野の教員・研究者との意見交換および受講者の意見のフィードバックを踏まえ、モデルプランをまとめた。また、先端医療の臨床現場において医療者が直面する難題への取り組みに関わる研究として、医師・看護師・コメディカル対象の「臨床倫理事例研究会」へのコーディネータおよび講演者・ファシリテータとして参加し、臨床倫理検討会を行い、論点整理と方法論の確立に至った。 2.専門家集団と一般市民との間の公共的コミュニケーションの促進…最終年度である今年度は、脳神経科学、遺伝子ビジネス、ロボット工学という臨床医工学を包括的に取り上げ、異分野専門家間での対話可能性を探り、公共的コミュニケーションの実践のためのモデルプランの基盤を作成した。 3.人間学的・文明論的意味の反省的熟慮のモデルプラン…脳への介入、遺伝学的検査、ロボット工学をはじめとする先端テクノロジーが人間社会や人間存在にとってどのような意味をもつのかを、人文・社会学的視点から検討する作業を進め、異分野間の討議モデルプランを策定した。その成果の一部を、釧路ワークショップ(2012年8月)および「国際臨床生命倫理学会」(クロアチア・リエカ、2012年9月)で発表し、意見交換を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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