研究課題/領域番号 |
21300328
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
長柄 毅一 富山大学, 芸術文化学部, 准教授 (60443420)
|
研究分担者 |
三船 温尚 富山大学, 芸術文化学部, 教授 (20181969)
|
連携研究者 |
清水 康二 奈良県立橿原考古学研究所, 主任研究員 (90250381)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
キーワード | 蛍光X線分析 / 熱処理型高錫青銅 / 熱間鍛造 / 鋳造 / 焼き入れ / 金属組織 |
研究概要 |
韓国の慶尚南道出土の高麗時代や朝鮮時代に製作されたとみられる銅鋺、匙等、40点の金相評価ならびに成分分析を行った。なお、出土品は現代の鍮器とほぼ同様の組成であり、錫と銅のみで構成される二元系の熱処理型高錫青銅器であった。現代の鍮器では、銅鋺や匙などは鋳造法で作られることが多いが、出土青銅器はその多くが熱間鍛造で成形されたことが判明した。
|