研究課題
基盤研究(B)
有機リン化合物は、殺虫剤や難燃剤として汎用されているが、遅延性の神経障害をもつことがわかり、化学物質過敏症の原因としても懸念されている。そこで、本研究では、実環境で有機リン化合物の放散量がわかる測定器を開発した。有機リン化合物の毒性メカニズムである酵素阻害反応を利用し、発色させて視覚的に放散量を把握できるものとした。6時間サンプリングで吸光度測定による検出が可能であり、24時間サンプリングで目視による判定が可能である。
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Microchimica acta, reviewed
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