研究課題
生体内(代謝系、神経系)の渋滞解消アルゴリズムの交通工学分野での適用(課題6)シミュレータを用いて、各信号機の渋滞に対する感度解析を行う特定の渋滞エリア(福岡市中央区天神地区)にターゲットを絞って、時間ごとの交通流調査データをもとにした信号機を含むエリア交通流シミュレータのプロトタイプを設計した。これを用いて、渋滞状況を作り出し、その時刻の各信号機の赤青信号機切り替え時間の変化に対する渋滞解消効果(感度解析)を調べるシミュレータを構築した。(課題7)シミュレータを用いて、事故による道路通行止め、あるいは車線幅減少に伴う有効な補完ルートを設計するこれまでに、生体内フィードバック制御機構を組み入れたADAPTIVEルーティングを導入したネットワークの耐障性能力を検証してきた。福岡市天神地区の渡辺通りの道路の通行止めや車線幅減少などを想定し、従来の信号時間固定のものと、信号を混雑状況によってAdaptiveに変化させる場合のシミュレーション結果を比較した。Adaptiveな場合は、渋滞状況に応じて、時々刻々の自律的補完ルートの設計が可能となった。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Proceeding of the 5th International ICST Conference on Bio-Inspired Models of Network, Information, and Computing System
巻: (CD-ROM) ページ: 10670