研究課題
基盤研究(B)
ランダムな遺伝子破壊の技術革新を目指し、NMD抑制を利用したポリAトラップ法「UPATrap」の基盤を、当初のレトロウイルスからDNAトランスポゾンTol2に変更した。その結果、マウスES細胞中で発現しない遺伝子群(免疫系遺伝子などを含む)のトラップ効率が大きく改善し、コンディショナルな遺伝子破壊が可能となった。さらに、差別化タグで標識された15種類のトランスポゾンを混合して実験に供する新しい手法を開発し、トランスポゾン・ベクターの致命的な欠点を克服した。これらの研究成果は、Tリンパの機能解析に大きく貢献する。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件)
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