研究課題/領域番号 |
21320004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高橋 哲哉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60171500)
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研究分担者 |
山脇 直司 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30158323)
黒住 眞 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (00153411)
北川 東子 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (40177829)
野矢 茂樹 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50198636)
山本 芳久 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (50375599)
古荘 真敬 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20346571)
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連携研究者 |
信原 幸弘 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10180770)
石原 孝二 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (30291991)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 宗教 / 犠牲 / 殉教 / 贖罪 / キリスト教 / 負債 / 国家 |
研究概要 |
旧約聖書の「殉教」物語の検討から、ユダヤ教的「殉教」観念が靖国思想に酷似した犠牲の論理から成り立っていること、キルケゴールがアブラハムによるイサク犠牲の物語に読みこんだ「悲劇的英雄」と「信仰の騎士」の区別は厳密には成り立たないことを確認した。ニーチェがナザレのイエスに見た「根源的キリスト教」は、罪からの解放のためにいかなる贖いも求めない「犠牲の論理なき宗教」だという結論を得た。
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