研究課題/領域番号 |
21320011
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
八巻 和彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (10108003)
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研究分担者 |
矢内 義顕 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90200469)
川添 信介 京都大学, 文学研究科, 教授 (90177692)
山我 哲雄 北星学園大学, 経済学部, 教授 (80230332)
松本 耿郎 聖トマス大学, 文学部, 教授 (00159154)
小杉 泰 京都大学, アジアアフリカ地域研究科, 教授 (50170254)
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キーワード | 宗教 / 文明の衝突 / 寛容 / キリスト教 / イスラーム / 仏教 / ユダヤ教 / 世俗化 |
研究概要 |
「<文明の衝突>から<文明の対話>へ-諸宗教間の相互理解の為の哲学的理論構築の試み」と題する研究課題の初年度の研究活動の主なるものを以下に記す。 課題採択の通知到着後すぐに、研究分担者に諮って、9月に開催される日本宗教学会でパネルを設定することを決めてその申請をすると共に、メンバーの各自はパネルでの発表を一つの目標として研究を進めることとなった。 5月16日には本研究課題のメンバーが一堂に会したキックオフ研究会を開催して、各研究分担者の研究課題と進捗状況を確認すると共に、9月の宗教学会でのパネルの計画細部についても検討した。 9月12日には京都大学を会場に開催された日本宗教学会において、上記のパネル「宗教間対話の思想-歴史的諸相とそれらの対話」を開催した。研究代表者八巻和彦が司会を務め、5名のメンバーが発表と討論を行い、約50名の聴衆を集めた。会場からの質問もたくさん出されて、成功裏に終えることができた。同時に、折から京都大学に研究滞在中であったカターシュ教授(パリ大学)を招いた研究会を、メンバーの川添教授の協力のもとに設定し、現代フランスにおける「文明の衝突」の諸相について講演をしてもらった。この催しには、われわれ研究メンバーのみならず、上記のパネル参加者にも参加を呼びかけて、有意義な研究会となった。 本年3月7-9日には年度末の合宿研究会を開催した。研究代表者をはじめ全部で7名が、この一年間の各自の研究の成果を発表をすると共に、参加者全員で熱心な討議を展開し、有意義な研究会となった。また、都合でこの研究会での発表をしなかった研究メンバーも、研究課題に沿った研究をそれぞれに進めていることが確認できた。研究業績欄には6人のメンバーの、各三点ずつを掲げるにとどめる。 研究計画二年度にあたる平成22年度にも日本宗教学会でのパネルを本研究課題のメンバーで設定する予定である。
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