研究課題/領域番号 |
21320025
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
砂山 幸雄 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (00236043)
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研究分担者 |
尾崎 文昭 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70126019)
坂元 ひろ子 一橋大学, 社会学研究科, 教授 (30205778)
村田 雄二郎 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (70190923)
高見澤 麿 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70212016)
石井 剛 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40409529)
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キーワード | 国際研究者交流 / 現代中国 / 文化研究 / ナショナリズム / リベラリズム / 言説分析 / 思想史 |
研究概要 |
1概況 21年度はプロジェクト初年であり、各メンバーは分担に従ってそれぞれの基本的文献の収集・整理に従事し、これまでの関連する研究成果を個別に発表した。またメンバーのみの研究会を2度開催した。初回は研究領域の分担と今後のスケジュールについて確認し、2回目は中国の代表的な研究者グループによる共同研究の成果を検討した。このほか、2に記載したような公開形式による諸活動(ワークショップ、セミナー、講演会)を実施し、内外の研究者間の交流を促進するとともに、思想文化面の変動が現代中国全体の動向を考える上でもつ重要性について、他の研究者や一般市民に認識してもらう機会となった。 2公開形式の諸活動 (1)ワークショップ「中国近現代のリベラリズム」(10月4日、於東京大学駒場)。内外から16名の研究者を招聘して報告と討論を行った(中国近現代リベラリズム研究会と共催)。報告および討論者によるコメントは冊子にして配布した。 (2)公開セミナー「世紀交替期中国における魯迅イメージ」(11月21日、於東京大学東洋文化研究所)。張中良氏(中国社会科学院文学研究所)が報告し討論をおこなった。 (3)国際セミナー「世紀交替期中国の文化論議を透視する」(3月13日、於東京大学東洋文化研究所)。中国から許紀霖、倪文尖、羅鋼各氏(ともに華東師範大学)と賀照田氏(中国社会科学院文学研究所)を招き最新の中国思想文化動向に関する報告を行ってもらった。メンバーはコメンテーターをつとめた。 (4)講演会「中国台頭の背後にあるもの」(3月16日、於愛知大学車道校舎)。許紀霖氏が講演し、倪文尖氏・羅鋼氏(ともに華東師範大学教授)が補足的コメントを行った。
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