研究課題
1. イディッシュ語/文化研究会、ヘブライ語/文化研究会を毎週開催し、言語ならびに文化全般についての基礎的知識・情報の習得、共有につとめた。イディッシュ研究会は赤尾光春が中心となって進め、ヘブライ研究会は小久保乾門氏を招聘して行った。2. 研究の基礎文献、関連文献や資料収集。本年度はシャガール関連の古文献、ならびにイディッシュ語、ヘブライ語関連文献を中心に収集した。3. テルアビブ、ベルリン、アメリカなどから講師を招聘し、ユダヤ演劇、クレズマー音楽、イディッシュ・ダンスなどについての研究会を実施した。4. 研究代表者、圀府寺のシャガールに関する書籍は今年度中には刊行できなかったが、来年度早々にも刊行の予定。その他、図書、論文、学会発表については以下「11. 研究発表」に記す。なお、本研究の前段階であった科学研究費・基盤研究(B)「中東欧のモダニズム芸術に関する国際・学際的共同研究」の最終年度2009年3月末に刊行された伊東信宏『中東欧音楽の回路-ロマ・クレズマー・20世紀の前衛』(岩波書店2009年3月)は本年度のサントリー学芸賞を受賞した。5. 国際ユダヤ学会総会(イスラエル)への参加(圀府寺)ほか、イスラエル、トルコ、ハンガリー、ポーランドなどへの調査旅行を実施した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (2件) 備考 (1件)
すばる(集英社) 第32巻第3号
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日本独文学会研究叢書『プラハとダブリン-20世紀ヨーロッパ文学における2つのトポス』 66
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待兼山論叢 文学篇 43
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Cross Sections 2
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松山大学『言語文化研究』 29巻1号
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http://WWW.CC.matsuyama-u.ac.JP/~kuroda/klezmerElizabeth Yale.htm