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2012 年度 実績報告書

シノワズリの中の日本 17~19世紀の西洋における日本文化受容と中国

研究課題

研究課題/領域番号 21320030
研究機関国立歴史民俗博物館

研究代表者

日高 薫  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (80230944)

研究分担者 山崎 剛  金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 教授 (70210391)
荒川 正明  学習院大学, 文学部, 教授 (70392884)
澤田 和人  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (80353374)
研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワード東西交流 / 工芸 / 漆器 / 磁器
研究概要

平成24年度の主要な成果は、フランス国内に現存する漆器・磁器のコレクション、および、漆の間・中国の間などのシノワズリ室内装飾の調査と、それを構成する日本製磁器および漆器、中国・西洋製などの工芸品の調査を行ったことである。調査方法は前年度同様、漆器班、磁器班を中心におこなった。訪問先は、以下の通り。ヴェルサイユ宮殿等で現地研究者との意見交換をおこなった。
【パリ】 ヴィクトール・ユゴー記念館(中国風室内装飾の調査)・カルナヴァレ美術館(漆器・磁器・シノワズリパネル等の調査)・ルーブル美術館(シノワズリの調査)・パリ装飾美術館(磁器の調査)・ジャックマール=アンドレ美術館(磁器の調査)・ニシム=ド=カモンド美術館(磁器および漆器の調査)
【ディジョン】ディジョン市立美術館(日本製漆器・磁器の調査)、マニアン美術館(漆器・磁器の調査)
【セーヴル】セーヴル国立陶磁美術館(陶磁器の調査)【フォンテーヌブロー】フォンテーヌブロー宮殿(中国博物館の調査)【ヴェルサイユ】ヴェルサイユ宮殿美術館(日本製漆器および磁器の調査)【シャンティイ】シャンティイ城(陶磁器およびシノワズリの調査)【その他】ヴォー・ル・ヴィコント城(日本製磁器・漆器の調査)
フランスにおいては、現存する磁器室の例は確認できなかったが、18~19世紀のシノワズリ室内装飾の実例および漆器・磁器コレクションの調査を通じて、多くの新知見を得た。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 東洋風小部屋の装飾における『漆(japan)』2012

    • 著者名/発表者名
      日高薫
    • 雑誌名

      第1回畠山公開シンポジウム「西洋における中国/日本―17~19世紀のシノワズリ―とジャポニスム―」

      巻: 1 ページ: 21-30

  • [雑誌論文] ドイツ王侯の『磁器の間』にみるシノワズリ2012

    • 著者名/発表者名
      桜庭美咲
    • 雑誌名

      第1回畠山公開シンポジウム「西洋における中国/日本―17~19世紀のシノワズリ―とジャポニスム―」

      巻: 1 ページ: 31-36

  • [雑誌論文] 古九谷大皿の造形とその背景-祝祭のうつわ-2012

    • 著者名/発表者名
      荒川正明
    • 雑誌名

      聚美

      巻: 5 ページ: 28-49

  • [図書] 『豊饒の日本美術 小林忠先生古稀記念論集』2012

    • 著者名/発表者名
      荒川正明
    • 総ページ数
      373-377
    • 出版者
      藝華書院

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公開日: 2015-05-28  

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