研究課題/領域番号 |
21320038
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
根岸 一美 同志社大学, 文学部, 教授 (80097956)
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研究分担者 |
渡辺 裕 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (80167163)
武石 みどり 東京音楽大学, 音楽学部, 教授 (70192630)
桑原 和美 就実大学, 人文科学部, 教授 (60341137)
井手口 彰典 鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 講師 (00469412)
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キーワード | 楳茂都陸平 / 原田潤 / 宝塚歌劇 / 新舞踊 / 『春から秋へ』 / 舞踊譜 |
研究概要 |
すでに平成23年4月における報告書において記したように、『春から秋へ』の原田潤の作曲による楽曲について、平成22年度中に東京音楽大学学生等26名による管弦楽演奏の練習を開始し、平成23年2月、全曲の演奏と録音を終了したので、当初は同録音によるCDを用いて、3月13日、14日に日本女子体育大学のダンス部による全作品復元試演を行うはずであった。しかし同月11日に発生した東日本大震災のため、この業務は実施不可能となり、そのため繰越の承認を経て、平成23年度に延期とした。この繰越業務は平成23年5月28日(土)と29日(日)の両日にわたって、当初の予定通り、日本女子体育大学で実施した。その主たる内容はそれまで分割して16名の踊り手に振りつけてきた約25分の作品を、初めて通しで実演し、これを記録映像に撮るというものである。実演にあたっては、指導のため、楳茂都梅弥月氏(楳茂都流名取)に大阪より出張していただいた。 両日の業務のうち、28日は、それまでの楽譜制作ソフトによって制作されたコンピュータによる音源から新たにオーケストラによって演奏された音源へと切り替えたことに起因する、音楽と動きとのズレの修正を行った。29日は、前日行った動きの修正箇所を改めて確認し、記録撮影を行った。以上の業務のほか、当日出席の研究分担者および関係者によるミーティングを行い、特に衣裳の制作について予算やデザインのプラン、また制作行程について話し合った。また平成24年2月18日に予定のシンポジウムのための準備打ち合わせも併せて行った。 なお、本報告書の以下の10.~11.は、すでに上記報告書において記しているが、同一の内容を改めて示す。
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