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2009 年度 実績報告書

沖縄奄美民俗音楽資料のデジタル化と民俗音楽の変容に関する歴史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21320041
研究機関沖縄県立芸術大学

研究代表者

金城 厚  沖縄県立芸術大学, 音楽学部, 教授(学部長) (50183273)

研究分担者 久万田 晋  沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (30215024)
植村 幸生  東京藝術大学, 音楽学部, 准教授 (80262252)
キーワードデータベース / 民謡 / 民族音楽学 / 歴史研究
研究概要

研究プロジェクトの初年度である本年度は、目的遂行のために全体をデータベース構築班(金城、久万田)、応用研究班(金城、植村)に分け、各班ごとに研究を進めた。7月に両班合同の全体会議を開催し(沖縄県立芸大)、今後の作業計画と研究の展開について打ち合わせを行った。
データベース構築班は、10月から東京藝術大学所蔵沖縄・奄美関係音声資料のうち、1970年代の音声資料(沖縄本島)のデジタル化を進めた。カセットテープの音声データをCDレコーダー/カセットデッキによってCD-Rにへの変換を行い。そのCD-Rからパーソナル・コンピュータにデジタル音声データを取り込んだ。3月末までに、約300本のカセットテープのデジタルデータ化を終えた。またデータ基本台帳の作成にも取り組み、70年代のカセットテープ(沖縄本島、宮古、八重山)に関してはほぼ完了した。これら一連の作業にアルバイトを雇用し謝金を執行した。年度末までにこれらのデジタル化作業に必要となるカセットデッキ、・ネットワーク・ハードディスク、音声編集ソフト、デジタル・データ編集用のパーソナル・コンピュータを備品費で購入し、音声資料のデジタル化およびデータ編集環境を整えた。
応用研究班(金城、植村)は、東アジアや、世界の民族音楽研究の動向を調査し、音声データを使用した応用的研究の可能性を検討する作業に着手した。
2月中旬に全体会議を開き、今年度の各班の進行状況を報告確認し、今年度の総括と次年度の研究の計画についての討議を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 兼常清佐の朝鮮音楽調査について2010

    • 著者名/発表者名
      植村幸生
    • 雑誌名

      兼常清佐蓍作集別巻(大空社)

      ページ: 189-204

  • [雑誌論文] 沖縄・奄美における三線の広がり2009

    • 著者名/発表者名
      久万田晋
    • 雑誌名

      まるごと三味線(青弓社)

      ページ: 35-43

  • [学会発表] 人の移動と音楽 -沖縄の場合-2009

    • 著者名/発表者名
      金城厚
    • 学会等名
      東洋音楽学会第60回大会
    • 発表場所
      沖縄県立芸術大学
    • 年月日
      2009-10-17

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2012-09-25  

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