研究概要 |
1, 古梅園文庫の文献・書籍の調査を、通常月に1~2日、8月と1月には各4日、計23日間行った。 2, 和書と一枚物の大部分(およそ900点)の一通りの書誌調査を行った。 3, 調査の過程で必要と判断された一枚物と貴重な善本資料について撮影収集を行った。また、蔵書印・花押・刊記・出版広告など、画像として収集が必要なものについても適宜収集した。 4, 収集したデジタル画像資料の一部について印刷・複写を行った。 5, 調査した書誌カードの情報のデータベース入力を進めた。 6, 一部の所蔵資料に関して、他の所在情報の確認、辞典・目録・研究書などの関連記述、他の伝本の複写、研究文献の収集を行った。 7, 8月に全体会議を開催し、「古梅園文庫所蔵文献資料目録」の作成に向けて、その収載基準・項目・凡例等について協議し、同時に「古梅園文庫善本解題」に収載を考える資料について意見を交換した。 8, 中国・北京故宮博物院に所蔵される古梅園製の墨について、現地に赴き調査の打診を行った。(研究分担者・松尾良樹)
|