研究概要 |
1,古梅園文庫の文献・書籍の調査を、計23日間行った。 2,和書と一枚物について原本と再度突き合わせを行い、未調査資料については調査・書誌カードの作成を行い、入力したデータの点検作業を行った。その上で、『古梅園所蔵和書・一枚物目録(稿)』を作成した。 3,和刻本漢籍・漢籍・明治期刊行物について、書誌カードの作成を一通り行った。 4,所蔵貴重資料の紹介を視野に入れて、必要と考えられる資料については、適宜デジタルカメラによる撮影収集を行った。 5,収集したデジタル画像資料の印刷・複写を行った。 6,調査した書誌カードのデータベース入力を行った。 7,9月に全体会議を持ち、所蔵貴重資料の選定について意見を交換した。 8,所蔵貴重資料について、翻字・データベース化入力作業を進め、一部については解題を付し公刊した。(研究分担者・松尾良樹、研究協力者・的場美帆による『歴代古墨簿』、研究協力者・服部温子による『若葉の比』) 9,中国・北京故宮博物院に所蔵される古梅園製の墨の調査の打診を継続して行った。(研究分担者・松尾良樹)
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