研究概要 |
1, 古梅園文庫の文献・書籍の調査を、計20目間行った。 2, 和書と一枚物については入力した書誌データの点検作業を行った。 和刻本漢籍・漢籍・明治期刊行物については、書誌カードと原本の突き合わせを行い、書誌データ入力を行った。 3, 未調査資料については調査・書誌カードの作成を行い、書誌データ入力を行った。 4, 以上、作成・点検を行った古梅園文庫書誌データベースの分類・排列を行った。 和書については、『改訂内閣文庫国書分類目録』を参考に、古梅園文庫の実情に合わせて「古梅園関係書」を別立てにするなど適宜改編を加え、和刻本漢籍については四庫分類に従った。 5, 和書・一枚物・和刻本漢籍について、必要な記述項目を選択した上で、「古梅園文庫所蔵資料目録」を作成した。(研究成果報告書1〔目録編〕) 6, 上記「古梅園文庫所蔵資料目録」の書名索引を作成した。 7, 所蔵貴重資料の紹介を視野に入れて、必要と考えられる資料については、デジタルカメラによる撮影収集を行い、適宜画像資料の印刷・複写を行った。 8, 9月に全体会議を持ち、資料・解題編所収資料の選定を行った。 9, 所蔵貴重資料について、調査・研究を行うとともに、翻字・データベース入力作業を進め、「古梅園文庫所蔵 資料・解題編」を作成した(研究成果報告書2〔資料・解題編〕)。「資料編」には25件の資料を翻字・紹介し、解題編には約140点の資料について紹介・考察を行った。
|