研究課題/領域番号 |
21320070
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高田 時雄 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (60150249)
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研究分担者 |
玄 幸子 関西大学, 外国語学部, 教授 (00282963)
辻 正博 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (30211379)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 国際研究者交流 / ロシア / 漢文写本 / 敦煌 / トルファン |
研究概要 |
人文科学研究所における高田の主催する研究班、およびそれと連携しつつ独立して定期開催している俄蔵敦煌文献研読会の例会を通じて、ロシア所蔵の煌吐魯番文献に対して個別的検討を加えるとともに、既刊目録の補訂をおこなうべく各種文献情報の収集を行った。また高田の主宰する人文科学研究所「中国中世写本研究」班が企画し、人文科学研究所「人文学諸領域の複合的共同研究国際拠点」主催で「敦煌寫本と日本古寫本」と題する国際シンポジウムを開催した。 現地調査としては高田がロシア所蔵写本の調査を二回行うとともに、ロシア科学院東洋写本研究所所蔵の敦煌写本目録の改訂新版出版に協力すべく、その体例について打ち合わせを行った。その第一冊は2、3年内に出版されることになっている。 高田は2012年8月1日から2013年1月31日まで、蘭州大学敦煌学研究所の招聘により同研究所に滞在、大学院生に対して敦煌学の講義を行ったが、本研究の成果についても講述するところがあった。蘭州大学との提携を深める意味で、2013年3月、同研究所から王晶波、魏迎春の2氏を招聘してロシア所蔵敦煌写本に関する講演を依頼した。魏氏は近年ペテルブルグに一年間滞在し、敦煌写本の調査に当たった経験を有し、本研究課題についても有益な情報交換を行うことができた。分担者の玄は韓国のソウルへ、辻は台湾・中国へ調査に赴き、それぞれ専門分野に関してロシア所蔵敦煌写本との比較検討を行った。 また昨年度公開の予定であったロシア所蔵敦煌吐魯番写本の異体字データベースは、人文科学研究所付属東アジア人文情報学研究センターの耐震改修工事により延期されているが、近く公開したいと考えている。成果の公開については、日本・ロシア共同開催ワークショップ論文集『涅瓦河邊談敦煌』収載論文のうち、英文のものがロシア科学院東洋写本研究所(サンクト・ペテルブまたルグ)のサイトに掲載された。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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