研究課題
本研究の主な目的は,パラレルコーパスを活用した多言語教育DDL(データ駆動型学習)の普及に向けた先導的研究として,1.フリーウエアの多言語検索ツールを開発し,2.英語教育,および,3.日本語教育現場でのコーパスの実践的利用の普及を図るものである。研究目的 1 については,多言語パラレルコーパス検索ツールAntWebConc-Parallelを完成させた。日英新聞パラレルデータを有償の契約により公開できることになったので,AntWebConc-Parallelを利用して新聞データを検索できるWebサイトをWebParaNewsと名付けて8月に一般公開した。さらに,新たに開発した,ダウンロード可能な検索ツールAntPConc の試用と改良を行い,β版を公開した(担当:アントニ,中條)。研究目的 2 については,英語教育DDLにおいて,3種類のDDL教材の開発と指導実践を行った。ひとつは,WebParaNewsを利用したWeb版の大学初級学習者向け対象の新聞コーパス利用のDDLである。もう一つは,AntPConcを利用して,平易なレベルの日英パラレルコーパスを使用する大学リメディアルレベルの学習者向けのDDL教材の試作・実践である(担当:中條)。さらに,中・高生向けDDL教材の試作・実践を行った(担当:連携研究者 西垣)。研究目的 3 については,日本語中級・上級学習者用のプリント版およびWebParaNewsを利用したDDL教材を作成し,指導実践・効果測定を行った (担当:田辺)。研究成果として, 5件の国際学会と4件の国内学会において発表を行った。また, Language Education in Asia,『日本大学生産工学部研究報告B(文系)』等に雑誌論文を11件,加えて1件の著書論文を公刊した。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (9件) 図書 (2件) 備考 (1件)
日本英語教育学会第42回年次研究集会論文集
巻: - ページ: 45-52
Language Education in Asia
巻: 3(2) ページ: 132-145
10.5746/LEiA/12/V3/I2/A02/Chujo_Anthony_Oghigian_Uchibori
巻: 3(1) ページ: 60-70
10.5746/LEiA/12/V3/I1/A06/Oghigian_Chujo
日本大学生産工学部研究報告B(文系)
巻: 45 ページ: 1-13
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日本語学会2012年度秋季大会,富山大学,五福キャンパス,大会予稿集
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Proceedings of the FEELTA 2012, Far Eastern Federal University, Vladivostock, Russia
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Proceedings of the 10th Teaching and Language Corpora Conference (TaLC), Warsaw, Poland: University of Warsaw
巻: - ページ: 1-7