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2009 年度 実績報告書

戦前期日本人研究者による朝鮮知の構築

研究課題

研究課題/領域番号 21320133
研究機関放送大学

研究代表者

吉田 光男  放送大学, 教養学部, 教授 (70166974)

研究分担者 李 成市  早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30242374)
秀村 研二  明星大学, 日本文化学部, 教授 (60218724)
須川 英徳  横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (80272798)
六反田 豊  東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (40220818)
月脚 達彦  東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (70272614)
キーワード朝鮮 / 韓国 / 図書館 / 知的資産 / 京城帝国大学 / 京城 / 戦前 / 大学
研究概要

研究計画初年度である2009年度は、研究計画全体の基盤を造成するため、人文社会科学全般にわたる知的資産の構築状況を大学等の機関を中心として基礎的な調査を行った。
1. 戦前期朝鮮において日本が設立した高等教育研究機関の資料調査と分析:京城帝国大学・朝鮮史編修会・京城専修学校・京城高等商業学校等における研究・教育組織の構造とスタッフの活動に関する基礎的調査を行い、戦前期朝鮮における朝鮮学の研究教育基盤の構造と性格を検討した。
2. 戦前期における朝鮮学に関する知的蓄積の調査:関係資料所蔵機関の調査を行い、蔵書の種類・性格・形成時期に関する検討を行った。調査対象:(1) 日本:東京大学総合図書館、東京大学大学史史料室、京都大学附属図書館0京都大学附属博物館、京都大学文書館、大阪府立中之島図書館、大阪市立中央図書館、愛知大学東亜同文書院記念館、天理大学天理図書館。(2) 韓国:ソウル大学中央図書館、ソウル大学人文学部国史学研究室、ソウル大学奎章閣、釜山大学附属図書館、釜山大学韓国文化研究所、韓国国史編纂委員会、韓国国立中央図書館、韓国学中央研究院、韓国国家記録院。(3) 米国:ハーバード大学図書館
3. 京城在住研究者の資料調査:京城帝国大学教員等、戦前期の朝鮮で活動した研究者の関係者に対する聞き取り調査を実施し、記録を蒐集整理した。
4. 研究会の開催:2009年6月29日に東京大学韓国朝鮮文化研究室において研究会を開催し、各分野の研究状況を把握し、参加者共通の知識基盤を得た。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 新羅『論語』木簡の用途に関する試論2009

    • 著者名/発表者名
      李成市
    • 学会等名
      新羅史学会
    • 発表場所
      西江大学
    • 年月日
      2009-12-19
  • [学会発表] 東アジアにおける木簡の会播と変容2009

    • 著者名/発表者名
      李成市
    • 学会等名
      木簡学会
    • 発表場所
      奈良県新公会堂
    • 年月日
      2009-12-06

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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