• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

北東アジアにおける木槨墓の展開に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21320153
研究機関奈良県立橿原考古学研究所

研究代表者

岡林 孝作  奈良県立橿原考古学研究所, 附属博物館, 総括学芸員 (80250380)

研究分担者 小栗 明彦  奈良県橿原考古学研究所, 総務企画部, 主任研究員 (30250385)
奥山 誠義  奈良県立橿原考古学研究所, 総務企画部, 主任研究員 (90421916)
キーワード考古学 / 東洋史
研究概要

北東アジアの中国周辺地域では、おおむね各地域・民族の国家形成期において、中国の影響を受けて木槨墓が受容され、木槨墓あるいは木槨に類似した墓制が主墓制として一定期間盛行した後は、石室墓・石槨墓といった、より独自性の強い墓制へと転換する現象がみられる。本研究は、こうした木槨墓あるいは木槨に類似した墓制の集成と多角的な検討を通じてその展開過程を具体的に明らかにし、木槨墓の動態を通して、国家形成期の日本および周辺諸地域相互間あるいは中国との間の諸関係を総合的に考察することを目的とする。
本年度は、主に木槨墓の構造・形態・出土遺物等に関するデータ収集の前提となる資料リスト作成および構造・形態・出土遺物等のデータ収集を、奈良県立橿原考古学研究所において研究支援者を雇用して行った。また、平成22年9月20日から9月28日にかけて、内蒙古草原東部および大興安嶺地方における古代鮮卑および匈奴に関する遺跡調査に関連して、内蒙古自治区における現地での資料収集を実施した。
[海外共同研究者]中国西北大学文化遺産・考古学研究センター 王建新、中国西北大学文博学院 冉万里、韓国蔚山発展研究院文化財センター 李在賢

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 古墳時代の棺とその歴史的意義-木棺2010

    • 著者名/発表者名
      岡林孝作
    • 雑誌名

      日本考古学協会2010年度兵庫大会研究発表資料集

      ページ: 311-326

  • [学会発表] 古墳時代の棺とその歴史的意義-木棺2010

    • 著者名/発表者名
      岡林孝作
    • 学会等名
      日本考古学協会2010年度大会
    • 発表場所
      兵庫県立考古博物館
    • 年月日
      2010-10-17

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi