研究課題/領域番号 |
21330007
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
江橋 崇 法政大学, 法学部, 教授 (70061207)
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研究分担者 |
山崎 公士 神奈川大学, 法学部, 教授 (80145036)
金子 匡良 高松短期大学, 秘書科, 准教授 (50462073)
細川 幸一 日本女子大学, 家政学部, 准教授 (90386300)
窪 誠 大阪産粒大学, 経済学部, 教授 (10319577)
出見世 信之 明治大学, 商学部, 教授 (60248961)
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キーワード | 国連グローバル・コンパクト / 東アジア共同体 / 社会的責任経営 / 日中韓共同研究 / 基本的人権 / CSR / 社会的責任投資 / 企業の社会貢献 |
研究概要 |
(1)本研究は、平成21年度から3年間に、近時の世界における市場主義社会の混乱と基本的人権理論の充実の必要性にかんがみ、企業の社会的責任経営に関する国際的な規範形成の努力に着目して、それと深くかかわる国連グローバル・コンパクト(以下、国連GC)の研究、特に、東アジアにおける実践的意義の研究を進めようとするものでる。 (2)研究初年度の平成21年度にあっては、研究分担者の各員がこのテーマでの研究を進めるとともに、年間を通じて5回の共同研究会を開催し、各人の研究を討議した。また、東アジアにおける該問題の共同研究を推進するために、4月、8月、11月、12月に韓国ソウルを訪問し、ハンギョレ経済研究所との研究連携を確立し、6月、8月、1月に中国を訪問し、清華大学経営大学院との研究連携を確立した。これをもとに、2010年4月から、日中韓三国の研究者による共同調査・研究が具体的にスタートする。 (3)また、国連GC参加企業の連合組織である日本、韓国、中国のローカル・ネットワークとも連携して、東アジアにおける企業の社会的責任経営(CSR)の実態に関する調査を行いつつある。 (4)このほかに、ニューヨークの国連本部内にある国連GC事務所の行う企画に参加して、スタッフとの連携を深めつつ国際的な研究を進めたほか、日本を訪問したインド、韓国の研究者などの講演会、研究会を開催して研究を深めた。 (5)若手の研究者を積極的に研究協力者に登用し、その育成、研究者としての能力の向上を図った。
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