研究課題
基盤研究(B)
本研究においては、まず医療事故を含めた、近時の過失犯例をも包含した包括的な判例の検討を行い、その公表を行い、組織構成員の共通認識を示した。その上で、多くの事案が、チーム医療により生じたものであることに鑑み、その点に焦点を合わせ、チーム医療を想定した、過失競合事案での処罰限界および処罰形態について、過失正犯論、共同正犯論および過失不作為犯論の観点からの検討を行い後掲の業績を公表した。さらに、過失事案における手続法と訴訟法の交錯や、医療事故解決に資するものとして刑事手続外の利益を考慮する制度の是非について検討を行った。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (12件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)
刑法雑誌
ページ: 416-421
三井誠先生古稀祝賀論文集
ページ: 151-177
ページ: 119-149
ページ: 205-227
ページ: 703-722
刑事法ジャーナル
巻: 28号 ページ: 11-21
ジュリスト
巻: 1431号 ページ: 78-84
新版医療事故の刑事判例
ページ: 86-121
神戸法学年報
巻: 26号 ページ: 1-44
巻: 22号 ページ: 23-31
巻: 17号 ページ: 111-115
海保大研究報告法文学系
巻: 54巻1号 ページ: 1-33