研究課題
基盤研究(B)
本研究では、消費者は最終的に選択した消費財の望ましさだけでなく、選択機会の豊かさにも価値を置くことに着目し、選択機会への選好・評価を包摂する消費者理論と厚生経済学の構築を行った。第1に、複数の選好・評価基準の下で2つの意思決定方法を定式化し、それらが(限定的な)合理性を満たすための条件を示した。第2に、選択機会への選好・評価をも考慮したとき、市場均衡における社会状態が効率的である場合と非効率的である場合を明らかにした。
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