研究課題
基盤研究(B)
途上国において環境保全型技術がどのように伝播するかを、インドネシアやモンゴルの企業レベルデータやエチオピアの世帯レベルデータを用いて分析した。その結果、高い省エネ技術をもつ外資企業から地場企業に技術が波及していること、農村における社会ネットワークの構造が農業技術伝播に大きな影響があることなどが見出された。これらの結果により、高い技術をもつ外資企業を誘致する政策や、普及員に依存せず既存の社会ネットワークを利用した農業技術普及政策が、環境保全型技術の伝播に貢献することが示された。
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