研究課題
基盤研究(B)
近年における空間経済学と地理情報システム(GIS)の発展をふまえ、これら分野の新しい知見を経済史分野で蓄積されてきた知見と統合して、経済活動の空間分布の長期的変化の実態とメカニズムを研究した。そのためにまず、戦前期について、日本と日本が勢力圏に収めた朝鮮、台湾、中国東北部(「満州」)におけるプラントレベルの立地、生産、雇傭等のデータ・ベースを紙媒体の資料から構築した。そしてそのデータを用いて、産業集積地における生産性上昇の源泉の特定、植民地の拡大が日本の産業の空間分布に与えた影響、日本からの植民地への直接投資が植民地の住民による工場創業に与えた影響等を分析した。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 1件)
Regional Science and Urban Economics
巻: 46C ページ: 27-41
International Journal of Technological Learning, Innovation and Development (2012)
巻: Vol.5, No.4 ページ: 346-366
Pacific Economic Literature
巻: Vol. 26, No. 2 ページ: 72-87
経済研究
巻: 63(3) ページ: 227-235
Journal of Economic Surveys
巻: 26(2) ページ: 3-350
Industrial and Corporate Change
巻: 21(2) ページ: 463-506
Journal of Institution and Economies
巻: 3(3) ページ: 519-548
Jahrbuch fuer Wirtschaft Geschichte
巻: (掲載確定)