研究課題
基盤研究(B)
本研究は、 企業間連携による競争力の強化を利用し、さらに連携企業からの組織間学習により新たな戦略的優位を構築していく力を「連携経営力」として概念化した上で、企業が競争力を強化発展させていく過程について、海外研究者及び企業実務家と共同でその検証に取り組んできたものである。特に、日本や東アジアの代表的な企業として、パナソニックやソニー、三星、マツダ、フォード、現代自動車、起亜自動車についてモノづくり、ヒトづくりに留まらず、資金調達、世界立地やロジスティックスも含めた連携経営力の構築・向上について幅広い考察を行ってきた。連携経営力は、従来の企業間戦略的提携論と組織間ネットワーク論を結びつける、メゾのモデルとして今後のグローバル市場での競争優位と企業再生を説明する上で有用と思われる。
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