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2009 年度 実績報告書

日韓中の恊働による相互理解のための国際理解教育カリキュラム・教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21330196
研究機関北海道教育大学

研究代表者

大津 和子  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (80241397)

研究分担者 森茂 岳雄  中央大学, 文学部, 教授 (30201817)
藤原 孝章  同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (70313583)
多田 孝志  目白大学, 外国語学部, 教授 (50341920)
中山 京子  京都ノートルダム女子大学, 心理学部, 准教授 (50411103)
釜田 聡  上越教育大学, 学校教育研究科, 教授 (60345543)
キーワード日韓中相互理解 / 教材開発 / 食文化 / 人間関係 / 人の移動
研究概要

研究の目的は、日韓中の相互理解を深めるための教材を共同で開発することである。そのために、3か国の研究者および学校教員による研究グループをテーマごとに編成し、教材開発を行ってきた。
具体的には、6月に第1回3か国全体会議(京都)を開催して研究方針・計画を確認し、直後のグループ会議で各単元の教材開発の枠組みについて協議した。その後、各グループごとに調査や教材研究を進め、各地での国内グループ会議を経て、11月に韓国で第2回全体会議(韓国)を開催した。各グループとも22年6月の日本国際理解教育学会研究大会で発表するための準備を重ね、2月末の代表者会議(札幌)で今年度の総括を行った。
教材は大きく3つの単元から構成される。A「食文化」単元では「ラーメン」グループと「米」グループに分かれ、それぞれラーメン/米を通じてのつながり、および3か国におけるラーメン/米をめぐる違いをとりあげている。B「人間関係」単元の「つきあい方」グループでは家族・教師・友人とのつきあい方の違いと共通点を、「言語・言語活動」グループでは言語の意味や使い方の違いと共通点をとりあげている。C「人の移動」単元の「旅行」グループでは3が国の文化・歴史・今日的課題などを、「移民」グループでは3か国の移民の現状・背景・移民をとりまく諸問題をとりあげて、教材の開発に取り組んだ。
本研究の意義は、日韓中3か国の恊働によって共通の教材および発達段階に対応したカリキュラムを開発することにある。開発された教材を3か国の小・中・高校で実践し、その結果を持ち寄ってさらに検討し、改善を図るという点においてもきわめて画期的であり、我が国の国際理解教育史上はじめての試みである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 新しい「相互依存」教材の開発に向けて2009

    • 著者名/発表者名
      栗山丈弘
    • 学会等名
      日本国際理解教育学会第19回研究大会
    • 発表場所
      同志社女子大学
    • 年月日
      2009-06-14

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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