研究課題/領域番号 |
21330202
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
吉田 晴世 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40210710)
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研究分担者 |
石田 秀雄 京都女子大学, 短期大学部, 教授 (40248092)
粕谷 恭子 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (40456249)
建内 高昭 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10300170)
泉 恵美子 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (10388382)
佐藤 臨太郎 奈良教育大学, 教育学部, 准教授 (50509198)
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キーワード | 小学校英語 / カリキュラム構築 / ICT / サポート活動 / 教員研修 |
研究概要 |
小学校英語教員養成のためのカリキュラムを構築するために、本年度は以下の項目を実施した。 1)ICT活用による基礎英語力の養成 市販の音声を中心としCALL教材「ATRCALL Brix」を利用し、教室英語を負荷なく使用できるような基礎英語力の養成を目指した。成果として、教員側からは、学習者全体の進捗度、個々の学習者の習熟度の把握が容易となり、学生側からは、授業外にも自律的に学習することが可能となった。 2)デジタル教材の作成と活用 学生の基礎英語力向上と指導力向上に役立てるため、文部科学省作成の「英語ノート」に対応したデジタルコンチンツの開発を行うとともに、学生の模擬授業をビデオ教材化して、授業とサポート活動において活用した。ポッドキャストは次のURLにて参照可能。 http://navel.ict.osaka-kyoiku.ac.jp/search.php?category=小学校英語 3)サポート活動の実施 池田市北豊島小学校において、英語活動の補助ならび、放課後英語教室を担当し、学生の指導力を養った。サポート活動は英語研修のプレサービスの役割を果たすもので、カリキュラムの中には不可欠であることが判明した。 4)科研メンバーによるシンポジウムの開催 「これからの小学校外国語活動-外国語活動における「英語力」とは-」というテーマで、現職教員および学生への啓発を試みた。小学校外国語活動における指導者の「英語力」について考察し、議論するとともに、指導者が「これだけは身につけておきたい英語力」とは何かを提案した。
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