研究概要 |
本研究はグローバル・パートナーシップを備えた日米の教員が国際理解教育をテーマにした「体験型海外教育実地研究」を中心とする授業研究を相互交流的に行うことを通して,日米共通教材による国際理解教育カリキュラムを開発することを目的としている。そのため,平成21年度は次の7点を行った。 1 これまでの先行研究および本研究にかかわる準備段階の研究成果を整理した。 2 日米間の共通教材開発のための相互交流型授業研究チームを組織した。 3 チーム問で開発する共通教材の選定と調査を行い,インターネットで相互に情報交換を行った。 4 平成21年度の「体験型海外教育実地研究」実施プログラムを作成した。 5 イーストカロライナ大学の連携研究者および米国側の「体験型海外教育実地研究」実施校の教員を招いて,日米の国際授業研究フォーラムを実施し,開発する共通教材の検討を行った。 6 作成された実施プログラムに基づき,アメリカ合衆国ノースカロライナ州での10日間の「体験型海外教育実地研究」および現地での授業研究ワークショップを実施し,共通教材の修正・改善を行った。 7 平成21年度に開発した共通教材をグローバル・パートナーシップ・スクール・プロジェクト研究センターのウェブページに掲載し,情報発信を行った。
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