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2009 年度 実績報告書

学校・家庭・地域連携型道徳教育推進プログラムの開発に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21330205
研究機関昭和女子大学

研究代表者

押谷 由夫  昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (50123774)

キーワード道徳教育 / 修身教育 / 学校・家庭・地域連携 / 国際情報交換 / 中国:韓国:アメリカ
研究概要

本年度は、まず組織作りに取り組んだ。初期の計画通り(1)「我が国の戦前・戦後の道徳教育」(2)「アメリカの道徳教育」(3)「韓国の道徳教育」(4)「教師の養成・研修」のプロジェクトチームを作って、全体を総括する「研究プロジェクト総合推進委員会」のもとで研究を総合的に進めていこうとした。そのなかで、中国の道徳教育について押さえることが大切だと意見が出され、幸い北京師範大学教授壇伝宝氏(北京師範大学公民・道徳教育研究所所長)が鳴門教育大学に客員教授としてこられていたのを期に、交流を深め、本研究の連携研究者、研究協力者全員が参加して、北京市の学校における道徳教育の視察・調査及び研究者との研究会、シンポジウムを行った。その結果をまとめることを通して、我が国の道徳教育との比較、及びアメリカ、韓国の道徳教育との共通点と相違点を具体に即して明らかにし、これからの研究につなげていけるようにした。
また、研究協力者として、中国研究の専門家である山田美香名古屋市立大学教授、日本の道徳教育の歴史に関する専門家である藤田祐介熊本商科大学准教授に加わってもらい、研究体制を整えた。
(1)の「我が国の戦前・戦後の道徳教育」研究については、貝塚と押谷が中心となって文献収集に取り組んだ。戦前の道徳教育関係図書はもちろんのこと、教育雑誌や一般雑誌についても内容的な検討を行った。また、伴は、院生の協力を得て、戦前に修身教育を受けた人々にインタビューを行い、冊子にまとめ、2年目以降の研究における基盤をつくることができた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 公共の精神は人間としてのプライド意識とともにはぐくむ2009

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      現代教育科学 636

      ページ: 41-43

  • [雑誌論文] 道徳教育の要としての「道徳の時間」経営の確立を2009

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      現代教育科学 637

      ページ: 8-10

  • [雑誌論文] 「戦後教育観」何を脱皮すべきか-国を愛する心の教育2009

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      現代教育科学 639

      ページ: 22-25

  • [学会発表] 日本の道徳教育の本質と学校における道徳教育の動向・展開2010

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 学会等名
      中日道徳教育研究会
    • 発表場所
      北京師範大学
    • 年月日
      2010-03-23
  • [図書] 各教科で行う道徳的指導2009

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫(編著)
    • 総ページ数
      199
    • 出版者
      教育開発研究所

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2017-04-12  

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