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2010 年度 実績報告書

学校・家庭・地域連携型道徳教育推進プログラムの開発に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21330205
研究機関昭和女子大学

研究代表者

押谷 由夫  昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (50123774)

キーワード道徳教育 / 修身教育 / 学校・家庭・地域連携 / 中国・韓国・アメリカの道徳教育 / 道徳教育科目
研究概要

本年度の研究は、2年目ということであり、研究体制を整えながら、当初の研究の遂行にあたった。
まず、本年度は韓国の道徳教育について現地調査や視察、研究交流会を通して研究を深めていった。特に韓国の教育を専門とする静岡大学教育学部の馬居正次教授に研究協力員として加わっていただき、また、以前から交流のあるソウル大学の鄭世九名誉教授及びその研究グループの皆さんを中心に研究交流会をもつことができた。実際の授業も参観し、授業者との意見交換や校長、教育委員会の担当者等とも意見交流を行うことができた。なお、それらの成果は冊子にまとめることができた。なお、本研究と関連させながら、北京、ソウル、東京の子どもたちの生活・道徳性意識調査も行った。
また、我が国の道徳教育については、押谷が中心となり新教育課程における道徳教育を改正教育基本法との関連で考察したり、韓国や中国の教育改革と比較するなどの研究を深め、教育雑誌や、共著等にまとめを行った。さらに修身教育についての分析は、特に連携研究者の貝塚茂樹教授を中心としてまとめを行っている。インタビュー調査については、調査は行えたが十分なサンプルを集めることができなかった。来年度の課題としたい。
なお、昨年行った中国調査についてさらに継続しており、来日された北京師範大学の檀伝宝教授とも研究会をもち、研究交流を深めることができた。またアメリカの道徳教育についても来年度の調査研究に向けて計画を進めることができた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 子どもたちと社会の将来を見据えて今の教育を充実させよう2011

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      現代教育科学(明治図書)

      巻: 653 ページ: 23-26

  • [雑誌論文] 修身教育の再検討の必要性2010

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      現代教育科学(明治図書)

      巻: 648 ページ: 5-7

  • [雑誌論文] これからの道徳教育と新学習指導要領2010

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      中学校(全日本中学校長会編集)

      巻: 687 ページ: 4-7

  • [学会発表] 日本と韓国の道徳教育の比較2010

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫、伴恒信、南本長穂、貝塚茂樹、関根明伸
    • 学会等名
      日韓道徳教育研究会
    • 発表場所
      韓国教育課程評価院
    • 年月日
      2010-09-17
  • [図書] 道徳で学校・学級を変える2010

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫(監修・編)
    • 総ページ数
      175
    • 出版者
      日本文教出版

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公開日: 2012-07-19   更新日: 2017-04-12  

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