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2010 年度 実績報告書

暗黒共鳴超放射の発見と加速機構の検証

研究課題

研究課題/領域番号 21340056
研究機関京都大学

研究代表者

南條 創  京都大学, 理学研究科, 助教 (40419445)

研究分担者 笹尾 登  岡山大学, 教育研究プログラム戦略本部・極限量子研究コア, 教授 (10115850)
キーワード超放射 / マクロコヒーランス / レーザー
研究概要

Baガスの暗黒共鳴を引き起こすのに必要な、554nmレーザーシステムの構築を行った。これは、波長1108nmのレーザーとその1/2波長に変換するSHG(第2次高調波発生システム)の2つのシステムから校正され、554nmの狭帯域でのレーザー発振をする。まず、このデザインを行い、必要なスペックを満たすデバイスの選定を行った。前半の1108nmについては、丁度良いレーザーダイオードが見つかったので、これと回折格子を組み合わせ、外部共振器付きレーザーとして、狭帯域で1108nm発振するよう設計した。後半のSHGについては、PPLN結晶という非線形光学素子とその温度コントローラからなる。この媒質中を光が通過する際、丁度1/2波長の出力となるよう調整されている。また、2倍波生成時の位相整合の温度依存がある為、精密な温度コントーロールが要求される。こちらの組み上げを終え、発振に成功した。まだ期待通りの性能ではなく、調整しつつ使用している。

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公開日: 2013-06-26  

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