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2011 年度 実績報告書

次世代ダブルベータ崩壊実験のための高感度環境放射線測定

研究課題

研究課題/領域番号 21340060
研究機関大阪大学

研究代表者

能町 正治  大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (90208299)

研究分担者 菅谷 頼仁  大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (80324747)
キーワードダブルベータ崩壊 / BiPo連続崩壊
研究概要

超高感度の放射性不純物の測定装置のためのデータ読み出し回路とそれを用いたデータ収集システムを開発した。
開発したシステムは神岡実験施設に設置されたCANDLES実験に実際に導入されその性能試験を行った。
CANDLES実験では96chの読み出し回路からのデータをネットワーク分散システム(DAQ middleware)を用いて読み出すようにした。ネットワーク分散システムを導入する事により高い拡張性を得る事ができた。今後必要な規模や速度を得るために並列度を高める事によって対応できるようになった。
CANDLESでの成果をもとに、SuperNEMOのグループ内で議論を重ね、CANDLESで導入したデータ収集システムの導入をきめた。
BiPoのための開発をもとに、新しい読み出し回路の開発を行った。これは、これまでのシステムにおいて改善が求められている点について改善を行った物である。速度に関しても、導入すれば数倍の改善が得られる事が示されている。
以上のようにBiPoのための開発をもとに、CANDLESでの実証を経て、SuperNEMOへの導入という道筋を確立した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Data acquisition system of CANDLES detector for double beta decay experiment

    • 著者名/発表者名
      Umehara, S.
    • 学会等名
      Nuclear Science Symposium and Medical Imaging Conference (NSS/MIC), 2011 IEEE
    • 発表場所
      Valencia, Spain
  • [学会発表] CANDLESによる二重ベータ崩壊の研究(61)-CANDLES用DAQ-Middlewareの開発-

    • 著者名/発表者名
      前田翔平
    • 学会等名
      日本物理学会 第67回年次大会
    • 発表場所
      関西学院大学・西宮市
  • [学会発表] CANDLESによる二重ベータ崩壊の研究(70) - トリガーシステムの改良 -

    • 著者名/発表者名
      石川貴志
    • 学会等名
      日本物理学会 第68回年次大会
    • 発表場所
      広島大学・東広島市

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公開日: 2014-07-24  

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