• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

次世代実験に向けた高精細3次元粒子検出器の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21340063
研究機関佐賀大学

研究代表者

杉山 晃  佐賀大学, 理工学部, 教授 (80187674)

研究分担者 松澤 昭  東京工業大学, 工学研究科, 教授 (80361781)
身内 賢太朗  京都大学, 理学研究科, 助教 (80362440)
田中 真伸  高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (00222117)
キーワードピクセル型読み出し回路 / マイクロパターンガス検出器 / ASIC / ポストプロセス
研究概要

読み出し回路については、基本機能回路(電荷増幅、逐次比較ADC)のTEGを作り回路としての動作確認をおこない、これをもとに統合し16チャンネル実装した回路を試作した。これをテスト基盤に4チップ実装し1ミリ角の読み出しパッド(8×8)に接続し、ガス信号の読み出し試験をおこなった。α線を用いたガス信号による試験では、TDC、TOT、ADCの信号の整合性を測定したが、回路の増幅度、ノイズ混入およびDACの校正に関してはまだまだ改良の余地があることを確認した。これらをもとに200μ角の20×20ピクセルの読み出し回路の設計、レイアウトをおこない試作をおこなった。この回路の評価が2年目の課題となる。
ポストプロセスによるガス増幅機構の構築に関しては、周辺機器や薬品(ワニス、エッチング液)の準備を進め、50μ厚の均一な膜生成をシリコンウェハー上で実現する試験をおこなった。現像液による樹脂の現像についても試験を進め、パターニングの準備が整った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] QPIXの開発2009

    • 著者名/発表者名
      身内賢太郎
    • 学会等名
      MPGD研究会
    • 発表場所
      神戸大
    • 年月日
      2009-12-12
  • [備考] 準備中

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi