研究課題
基盤研究(B)
氷の結晶粒成長実験を行い,含有微小気泡の粒成長に対する影響を明らかにした.この実験より氷の粒界拡散の活性化エネルギーはこれまで考えられていたものより大きく,-20℃以上の高温では粒界拡散はこれまでの予想値より2桁も大きいことが示された.また位相変調ホモダイン干渉計の改良を行い,氷の超低応力クリープ実験を行った.単結晶氷および多結晶氷ともに応力指数は1を示し,-20℃以上の高温では粒界拡散が十分早く,転位すべりが律速過程であることが示唆された
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Journal of Structural Geology
巻: (in press)
Meas. Sci. Technol.
巻: 22 ページ: 035702(12)
Journal of Glaciology
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