研究課題
基盤研究(B)
我々は、名古屋大学太陽地球環境研究所の惑星間空間シンチーション観測システムの改良を行い、同システムから得られたデータを使ってサイクル 24 極小期に観測された特異な太陽風構造の時間発展を調査した。その結果、サイクル 24 の太陽活動の上昇に伴う太陽風構造の変化には過去のサイクルと異なる特徴があることがわかった。また、太陽風密度が全球的に低下していることも判明した。このことは太陽圏全体が収縮していることを示唆し、太陽圏外圏域の探査や宇宙気候の研究にとって重要な成果である。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Proceedings of the Japan Academy Ser. B
巻: Vol.89(2) ページ: 67-79
Solar Physics
巻: Vol. 285 ページ: 167-200
DOI:10.1007/s11207-012-993-9
Proceedings of 3rd Hinode Scientific Meeting
巻: Vol.454 ページ: 413-420
Journal of Geophysical Research
巻: Vol. 117 ページ: A06108
DOI:10.1029/2011ja017379
巻: Vol.276 ページ: 315-336
DOI:10.1007/s11207-011-9864-9
Geophysical Research Letters
巻: Vol. 38 ページ: L20108
DOI:10.1029/2011GL049227
Radio Science
巻: Vol.46 ページ: RS0F02
DOI:10.1029/2011RS004694
巻: Vol.115 ページ: A04102
DOI:1029/2009JA014628
Geophysical Research Letter
巻: Vol. 36 ページ: L09101
DOI:10.1029/2009GL037461
http://stsw1.stelab.nagoya-u.ac.jp/