研究課題
基盤研究(B)
上部マントルの化学進化過程を理解するために、マントル物質の温度・圧力経路・履歴を探ることを目的とし、フランス・ピレネー山脈のかんらん岩体、スペインのRonda岩体、イタリアのLanzo岩体において野外調査と岩石採取、EPMA、EBSDなどによる分析・解析を行い、既に研究されている北海道幌満かんらん岩体と比較することで、マントルかんらん岩上昇経路や上昇前の状態等に関する多様性を把握した上で、それぞれ特徴的な温度・圧力履歴を支配しているリソスフェアとアセノスフェアの熱・力学的相互作用やそのテクトニック環境を明らかにした。
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