研究課題
基盤研究(B)
外来性動物の侵入や、富栄養化などによって攪乱を受けた水域生態系の安定度を評価する目的で、窒素循環と食物連鎖の構造の指標となる窒素安定同位体の特性を検討した。窒素の富栄養化が実際に起こっている石狩川水系の有機物や、オオクチバスが移入されて食物網が攪乱された富山県の湖沼について、動物の窒素同位体組成に現れる変化を研究した結果、短期調査でもその生態系と物質循環に介在する問題を感知できることを見出した。
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