研究課題
基盤研究(B)
半径 4km 圏内の 17 地点で観測した日射量データや、協力企業から提供を受けた中部地域の日射量データについて、観測地点間における短周期変動の独立性などを解析した。その結果、1/√N 則を適用することで、1 地点の観測データは半径 15~20km の範囲の空間平均日射変動特性を表せることを確認した。その結果に基づき、遷移仮説を応用して観測点周辺の日射変動平滑化効果を表すローパスフィルタ(LPF)を構築した。LPF を中部地域 61 地点の日射データに適用するとともに、住宅分布に基づく各観測点の重みを考慮して、中部地域全体の空間平均日射を算定し、 32 分周期以下の短周期変動特性や数時間にわたる大きな日射変動の年間発生回数等を統計的に評価した。また、日射変動特性の評価の一環として、翌日の空間平均日射量 1 時間値を予測する手法を開発した。さらに、スプライン補間によって観測地点間の任意地点の日射量を推定する手法や天空画像の解析によって一定範囲内の空間平均日射量をリアルタイムに把握する手法を開発した。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (11件)
電学論 B
巻: Vol.133, No.6 ページ: 548-554
巻: Vol.133, No.4 ページ: 373-382
巻: Vol.133, No.1 ページ: 91-98
巻: Vol.132, No.5 ページ: 445-451
巻: Vol.132, No.5 ページ: 452-458
巻: Vol.132, No.3 ページ: 213-219
電学論C
巻: Vol.131, No.10 ページ: 1715-1721
巻: Vol.131, No.1 ページ: 44-51
巻: Vol.131, No.1 ページ: 37-43
巻: Vol.131, No.1 ページ: 29-36