研究分担者 |
谷内 利明 東京理科大学, 工学部, 教授 (90349845)
柴田 裕一郎 長崎大学, 工学部, 准教授 (10336183)
横山 智紀 東京電機大学, 未来科学部, 准教授 (60307668)
丸田 英徳 長崎大学, 情報メディア基盤センター, 助教 (00363474)
西田 保幸 千葉工業大学, 工学部, 教授 (70237709)
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研究概要 |
FPGAにより試作回路を作成し,その解析を行って有効性を確認した。具体的には以下の通りである。 (1)IEEE(米国電気電子学会)の最も権威ある国際会議ECCE (Energy Conversion Congress & Expo)に採録され,平成22年9月にスイッチング電源の主要部分のDC-DCコンバータの過渡特性を改善する方式を発表した。これによれば,従来方式に比べて1/3にピーク値特性を改善できる。また,この動作アルゴリズムを明確にし,国内外の学会の会議,研究機関等を調査し,他方式との比較検討を行い,提案方式の有効性を確認した。 (2)(1)の提案方式では,ディジタル制御回路をFPGAにより設計し,製作・評価した。これにより,動作の確認を行っている。 (3)試作したFPGAを用いてDC-DCコンバータを製作し,動作解析を行い,その有効性を確認した。DC-DCコンバータが発生するスイッチングノイズの影響を最小限に抑える対策を確立した。 (4)ディジタル信号処理技術をさらに駆使して電流ピーク制御方式の制御アルゴリズムの改善を図り,それを基に提案回路の改良を行い,制御性の向上を図った。
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